内容:冬の冷たい雨が降る12月の東京。千夏は銀行からの帰り道、何者かに襲われ気を失う。目を覚ますと、狭く汚れた部屋で胸を露わにされた千夏に圧しかかっている男。ビデオカメラを覗いている男。カメラを構えて笑っている男。千夏はありったけの力と叫び声で男を跳ね除けようとするが、怒声と共に襲ってくる激しい暴力。「殺される!」と恐怖を意識した時、千夏の体の震えと涙は止まらなくなる。それでも必死に抵抗する千夏を、「中出し」という絶望が襲う。しかし…それは出口のない地獄。やがて想像を絶する本当の恐怖が始まった。