内容:裁判で勝訴する為なら手段を選ばない事で有名な「無罪請負人」の異名を持つ女弁護士・夕子(桃宮もも)。彼女のもとに、オフィスで年上の女課長が、男性社員に強姦されたという事件の依頼が来た。夕子はこの手の事件には過敏で冷徹さを増す。被疑者の矢代(平川直大)と接見をすると、罪を悔やみ、弁護を取り下げようとする彼に「犯罪者に選ぶ権利はない」と全てを託すように言い残す。そして和解交渉のため、被害者・沙織(美咲結衣)の元へ向かう夕子。沙織は傷心を拭い全てを告白するが、夕子は矢代を起訴すれば晒し者となり、更に傷つくと彼女を説得する。実は夕子も高校時代にレイプされた経験を持っていたからだ。しかし、隙を見せた方が悪いのだと言う夕子に逆上した沙織は、法廷で戦う事を宣言し、やがて第1回公判が始まるが…。